2013年11月13日水曜日

いじめとプロムと超能力と赤毛

そう。
今日は、『キャリー』観て参りました。


やっぱり1976年のデ・パルマ版オリジナルと同じく、最後はほんとなんとも言えぬものが心に残りました。

でっ!!
前回ちょっと触れていましたが、クロエ嬢演じる主人公キャリーですが…

やっぱり残念ながら、可愛いさが隠しきれていませんでした!涙

↑オリジナル、シシーさん
↑クロエ嬢

↑シシーさん
↑クロエ嬢

シシーさんのような不気味なキモさはやっぱりクロエにはないワケで…
クロエは血まみれでもOKなワケで…
まぁ、そんな事だいたいみんな分かってるか!



しかしもって、今回こちらの予想を上回ってきたのがキャリーママを演じる、ジュリアン・ムーア!!!!!

驚異の老け込みようが堪らなく恐ろしかった!!
あとトレードマークの赤毛がいい味だしておりました。
もうね…このキチガイママが恐ろしいのなんのって。
自分で顔面殴ったり、頭打ちつけ続けたりの自傷行為がすんごかった!


あと、この映画のみどころと言えばプロムシーン!ハイスクール映画でもあるのだ!!

ご存知の通り、このプロムシーンから恐怖の大惨事になるのです。

プロムはイジメられていようがいまいが全ティーンの夢なのであんな事された日にはキャリーじゃなくても当然怒り爆発よね。

キャリーの場合は極端ですが、結局ティーンなんてみんな抑圧を受けて、些細な事で悩んで日々ストレスと戦ってるんだよ。

ただキャリーはちょっと人より特別だっただけ…
だから、結果的にあんな大惨事になっただけ…

“I wanna be normal.”

とっても考えさせられる、キャリーのセリフ。


結果『キャリー』は、全然ホラー映画じゃないんだよ。
ひとりの悩めるティーンエイジャーの話なんです。



See you.

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